リッチメニューのボタンを押したときに何が起きるかは、アクションで決まります。設定できるアクションは、LINE Official Account Manager(管理画面)で作るか、Messaging APIで作るかで違います。

管理画面で設定できるアクション

管理画面のリッチメニューでは、各エリアに次のアクションを設定できます。

アクション押すと
リンク指定したURLのページが開く
クーポン作成したクーポンが開く
テキスト指定した文章がユーザーの発言としてトークに送られる
ショップカードショップカード(ポイントカード)が開く

「アクションなし」のエリアも作れますが、すべてのエリアをアクションなしにすることはできません。

Messaging APIで設定できるアクション

Messaging APIで作るリッチメニューでは、タップ領域ごとに次のアクションを設定できます。

アクション押すと使いどころ
URIURLが開くWebサイト・予約ページ・ECサイトへの導線
メッセージ指定したテキストがユーザーの発言として送られる自動応答やチャットボットのきっかけ
ポストバックユーザーには見えないデータがシステム(Webhook)に送られる会員情報の表示など、システム側で処理したいとき
日時選択日付・時刻を選ぶ画面が開き、選んだ値がシステムに送られる予約日時の受付など
リッチメニュー切り替え別のリッチメニューに切り替わるタブ切り替えのメニュー(タブ切り替えの仕組み)

URIアクションで使えるスキーム

URIアクションでは、http・https のほか、line(LINEの機能を開くURLスキーム)や tel(電話をかける)も使えます。URLは最大1000文字です。

電話をかけるボタンを作りたいときは、tel: で始まるURIを設定します。

ポストバックとメッセージの違い

どちらも「システムに何かを伝える」ために使えますが、違いはトークに文字が残るかどうかです。

  • メッセージ:ユーザーの発言としてトークに表示される。自動応答メッセージと組み合わせやすい
  • ポストバック:トークには表示されず、データだけがシステムに届く(表示用のテキストを別に設定することもできる)。データは最大300文字

使えないアクション

カメラ・カメラロール・位置情報のアクションは、クイックリプライ専用のため、リッチメニューでは使えません。

アクション選びのコツ

  • 外部のページに誘導したい → URI(リンク)
  • 自動応答で答えを返したい → メッセージ(テキスト)
  • システムで処理したい(会員情報、予約など) → ポストバック・日時選択
  • メニューを切り替えたい → リッチメニュー切り替え

ボタンの見た目に「予約する」と書いてあるのにURLが別のページだった、ということがないよう、反映前に一つずつ押して確認しましょう。

まとめ

  • 管理画面ではリンク・クーポン・テキスト・ショップカードを設定できる
  • Messaging APIではURI・メッセージ・ポストバック・日時選択・リッチメニュー切り替えが使える
  • 電話をかけるボタンは tel:、タブ切り替えはリッチメニュー切り替えアクションで作る

richmenu-aiでは、各ボタンにリンク(URI)やテキスト送信を設定でき、タブ切り替えのメニューも作れます。プレビュー画面でボタンを押すと、実際に何が起きるかを反映前に試せます。

参考(公式ドキュメント)