LINE公式アカウントのトーク画面下部に表示される「リッチメニュー」は、予約・クーポン・ショップなどへの導線をまとめて置ける便利な機能です。リッチメニューはアカウント種別や料金プランを問わず使え、機能差もありません(LINEヤフー公式コラムより)。

作り方は大きく分けて3つあります。それぞれの特徴と向いているケースを見ていきましょう。

方法1:LINE Official Account Manager(管理画面)で作る

いちばん手軽なのが、LINE公式アカウントの管理画面から作る方法です。

  1. 管理画面の「リッチメニュー」から「作成」を選ぶ
  2. タイトルと表示期間を設定する
  3. テンプレート(大・小)を選び、画像をアップロードする
  4. 各エリアにアクション(リンク・クーポンなど)を設定する
  5. 保存する

向いているケース:まずは1つのメニューを出したい、プログラミングはしたくない。

できないこと:タブのように複数のメニューを切り替える「タブ切り替え」は、Messaging APIの機能のため管理画面だけでは作れません。

方法2:Messaging APIで作る

開発者向けのMessaging APIを使うと、プログラムからリッチメニューを作成・切り替えできます。

  1. リッチメニューのオブジェクト(サイズ・タップ領域・メニューバーのテキストなど)を作成する
  2. 画像をアップロードする
  3. デフォルトのリッチメニューに設定する(またはユーザーごとに紐づける)

向いているケース:タブ切り替えを使いたい、ユーザーごとにメニューを出し分けたい、システムと連携したい。

注意点:

  • 管理画面で作ったメニューはAPIから取得・編集できず、APIで作ったメニューも管理画面には出てきません
  • 表示の優先順位は「ユーザー単位のメニュー(API)>APIで設定したデフォルト>管理画面で設定したデフォルト」です。APIでデフォルトを設定すると、管理画面のメニューは表示されなくなります

方法3:リッチメニュー作成ツールを使う

Messaging APIの機能を、画面から操作できるようにしたのが作成ツールです。richmenu-aiもその1つです。

  1. LINE Developersでチャネルアクセストークン(長期)を発行し、ツールに連携する
  2. 画像を用意し(ツールによってはAIで作成)、タップ領域とアクションを設定する
  3. 「LINEに反映」でアップロードし、必要に応じてデフォルトに設定する

向いているケース:タブ切り替えなどAPIの機能を使いたいが、プログラムは書きたくない。複数のアカウントのメニューをまとめて管理したい。

3つの方法の比較

管理画面Messaging API作成ツール
プログラミング不要必要不要
タブ切り替えできないできるツールによる
ユーザー別の出し分けできないできるツールによる
表示期間の設定できる設定項目なしツールによる
統計(クリック数など)管理画面で確認インサイトAPIで取得ツールによる

どれを選べばいい?

  • とりあえず1枚出したい → 管理画面で十分です
  • タブ切り替えや、複数アカウントの管理をしたい → Messaging APIか作成ツール
  • デザインも含めて手早く作りたい → AIでデザインまで作れるツールが便利です

richmenu-aiでは、アカウントを連携するとAPIで作られた既存のリッチメニューを自動で読み込み、編集・反映・デフォルト切り替え・統計の確認まで1つの画面でできます。デザインに迷ったら、AIに「美容室です。予約とクーポンを載せたい」のように伝えるだけでたたき台を作れます。

参考(公式ドキュメント)