リッチメニューは一度作ったら終わりではありません。どのボタンがよく押されているかを見て、配置や文言を見直すことで、予約や来店につながる導線を育てていけます。この記事では、リッチメニューの効果測定で見るべき指標と、その確認方法を解説します。

見るべき3つの指標

指標意味見るポイント
表示回数(インプレッション)リッチメニューが表示された回数・ユーザー数メニュー自体がどれだけ見られているか
クリック数タップ領域ごとにタップされた回数・ユーザー数どのボタンが使われているか
クリック率表示された人のうちタップした人の割合メニュー全体の反応の良さ

特に大事なのは、タップ領域(ボタン)ごとのクリック数です。よく押されるボタンと、ほとんど押されないボタンが分かれば、配置や文言を見直すヒントになります。

管理画面で確認する

LINE Official Account Managerで作ったリッチメニューは、管理画面の「分析」から統計を確認できます。

  • インプレッション(回数・ユーザー数)、クリック(回数・ユーザー数)、クリック率、エリアごとのクリックを確認できる
  • 期間の初期値は30日間で、CSVでダウンロードもできる

Messaging APIで確認する

Messaging APIで作ったリッチメニューは、管理画面の分析には表示されません。代わりにリッチメニューの統計情報を取得するAPI(インサイト)を使います。

  • 表示(impression)の回数・ユーザー数と、タップ領域ごとのクリックの回数・ユーザー数を取得できる
  • 期間の合計と日別の数値を取得できる
  • 集計は通常、翌日中に完了する

数値が表示されないときは「20人」に注意

管理画面・APIのどちらでも、期間中にクリックしたユーザーが20人未満だと、統計の数値は表示されません。プライバシー保護のためのしきい値です。友だちが少ないうちや、期間を短く区切ったときは数値が出ないことがあります。期間を長めに取って確認しましょう。

また、統計の数値には誤差が含まれる場合があると公式に案内されています。細かな差にこだわるより、大まかな傾向を見るのがおすすめです。

改善のポイント

  • 押されないボタンは、場所か言葉を変える:左上や大きいエリアほど目に入りやすいので、いちばん押してほしいボタンを大きく配置します
  • ボタンの言葉は具体的に:「詳しくはこちら」より「予約する」「クーポンを見る」のほうが押されやすくなります
  • 1つずつ変えて比べる:配置と文言を同時に変えると、何が効いたのか分からなくなります。変更は1つずつ、一定期間ごとに比べましょう

まとめ

  • 表示回数・クリック数・クリック率の3つを見る。特にボタンごとのクリック数が大事
  • 管理画面で作ったメニューは管理画面で、APIで作ったメニューはインサイトAPIで確認する
  • クリックした人が20人未満だと数値は表示されない

richmenu-aiでは、LINEに反映中のメニューごとに「統計」を開くだけで、直近30日の表示回数・クリック数・クリック率と、タップ領域ごとのクリック数を確認できます。APIで作ったメニューの統計を見るために、自分でプログラムを書く必要はありません。

参考(公式ドキュメント)